四十雀の囀り日記

路上をゆるりと歩いたり、時に疾走したり。2004年から中国で暮らし、16年秋に13年ぶりに帰国しました。

声高々に叫べ

声が大きければ、人の注意を惹きます。彼の言葉はいずれ大衆の正義となります。

 声が小さければ、無視されます。彼の言葉はいずれ異端となります。


 内容はほとんど問われることはありません。


 簡単です。複雑だと思われた世の中は、それだけの原理で動いているのです。


 歴史をみても、いまの日本の政治やマスコミのやり方を見渡しても、まったく同じ原理で動いています。大衆は考えません。

 
 声高に叫べ!自信を持って声高に吠えろ!その言葉が世の正義となります。


 
 


 だが、僕の声はあまりにも小さいのです。身近にいる大切な人にすら届いていないのではないかと不安になります。誰にも伝わっていないような気がして、孤独な気持ちになることすらあるのです。

 僕は異端でも、反逆者でもいい。1000人に1人でも、僕の声に耳を傾けてくれる人があれば、それでいい。と言い聞かせています。