四十雀の囀り日記

路上をゆるりと歩いたり、時に疾走したり。2004年から中国で暮らし、16年秋に13年ぶりに帰国しました。

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大変です、お見合いです!

来週末、上海人の娘とお見合いをさせられることになってしまいました。相手の女性は27歳。大卒の広告会社勤務です。 さあ、僕の運命やいかに?! そもそものきっかけはこうです。 僕は毎朝出勤する時、アパートの出口のところにある売店で地元の新聞を買っ…

忙しい、ただ忙しい。

忙しい。徹夜を3日間ぐらいすればこれらの原稿は仕上がるのでしょうか。痛い。僕は疲れてくると、必ず左側の側頭部が痛みはじめます。ボーとしたい。春節が明けた2月3日から一日も休んでいません。ぶっ続け25日以上の仕事になりそうです。取材の合間に…

覚悟という強さ

人は覚悟した時、強さを備えるような気がします。「窮鼠,猫を噛む」ということわざもありますが・・・。 僕は中国にやって来てもうすぐ2年。ここで働く日本人から感じるのは、覚悟した人間の強さです。ある人は、日本での安定した生活を捨ててまで、新たな挑戦…

音の風景

きのうは、仕事のため朝から夕方まで一日中、上海の街を歩きました。 中国人らの話を聞いて歩きます。それをメモに取る。僕の中国語の学習歴はまだ2年足らず。すべてを聞き取れるわけではありませんが、言いたいことの方向性ぐらいならなんとか飲み込めるよ…

美しい人

長い混沌を経てもなお、純粋な心を持ちえる人に強く惹かれます。 僕は、明日35歳になります。日本人男性の平均寿命の半分近い時間を過ごしている、なんて数字で考えると、「もう半分も生きてしまった」なんて後悔もちらほらながら思ってしまいます。が、「ま…

自然に宿る人の気持ち

僕の実家の信州の家は、森がほんとうに近くにあります。森まで50メートルぐらいです。 森にはきれいな小川が流れていて、赤い甲羅のサワガニや、コロコロした小さなタニシがたくさん生息していました。子どもというのは、誰でも外で遊ぶのが大好きです。僕は…

頑なな芯の弱さ

いつの頃からか、信念をまげないのは強さではなく、弱さなのかもしれないと感じるようになりました。僕はずっと間違っていたのでしょうか。 こんなにも簡単に傷つき、血を流している皮膚をみて、他人は嘲るのです。 頑なな芯があればこそ、人は傷つきやすい…

僕の認知装置と上海

僕だけの認知装置が研ぎ澄まされる上海。 レンズが静かな街角を彷徨い、脳裏に隠された情景と出会って、僕だけの認知装置までが甦った。 まぎれもない、創造を超えた現実がこの世界に現出するのは、この認知装置のおかげだ。 神様とにらめっこする少年。カメ…

老板志向の上海人

きのうは、上海人の友人たちと高級レストランで夕食をとりました。一人の女の子は先週、ある会社の秘書の仕事を辞めたばかり。春節の大型連休中は、夜な夜な街へ繰り出して遊んでいるようです。 久しぶりに会ってみると、髪の毛をかなり黄色く染め、できる秘…