四十雀の囀り日記

路上をゆるりと歩いたり、時に疾走したり。2004年から中国で暮らし、16年秋に13年ぶりに帰国しました。

上海雲南会です!

 ここ上海で、雲南に興味のある人やゆかりのある人が定期的に集まる会が動きだしました。その名も「上海雲南会」です。そのまんまで分かりやすい。幹事は、上海と昆明と両方に留学経験のある川村くんがやっていただけることに。

 初日の1日夜、古北の居酒屋に初集合。日本人や中国人の9人が集まってくれました。昆明で留学経験のある人がほとんどですが、これからはフリーペーパーの掲示板にも情報を載せ、いろんな人の参加を募っていきます。

 明確な目的があるわけではなく、「雲南」という言葉をキーワードにして、ゆるやかに人が集まれればいいなと思っています。

 雲南省での留学経験がなくても、いつか雲南に行ってみたいので、現地の生の情報を知りたい人、理由はないけどなんとなく面白そうだから参加してみたいなどでもOKです。国籍も問いません。次回は一応結成大会と銘打って、7月22日(土曜)午後7時から開きます!興味ある人はメールください。詳細をお知らせします。
 僕は生ビールの中ジョッキ2杯でかなり酔っ払ってしまい、2次会では気持ち悪くなって先に帰らさせてもらいました。自宅で200元分の食事をぜんぶ出してしまいました。もったいない。やっぱりアルコールはだめですね。



 ところで、最近ちょっと悩んでいること。
 上海で働き始めて半年が経ち、いまの僕は、現場と“リンク”していないことにストレスを感じてしまっています。
 仮想現実の情報と人の見えない網目の中にがんじがらめになって、ただ身動きできないでいる。それでいながら、そんな環境に安住し、不満をもらしてしまう自分にときどき空しさすら感じます。 


 現場に行きたい。知らない人に会いたい。できるならその人のために何かを書いていきたい。
 現場の土や枯れ草の匂いを肌に感じながら物を見て、記録し、考えていく。そんな基本的な作業をしたいと思っています。思い返せば、そのために中国にきたんだしね。


 僕は、設計図面をみて、高いところから下々に指示を出す監督タイプではないんです。どちらかというと現場の職人。中国語で言えば「民工」かな。建築現場にある木材を運んだり、木材をきれいに削っていることに喜びを見出すタイプ。ヘルメットをかぶり、足袋を履き、職人として現場で土だらけになって手を動かしていることのほうが楽しかったりします。

 現場に行くこと。ここまできて僕は何を怖がっているのでしょうか?